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飯田線で松本へ

以前ツイッターでアンケートとったんですよ。

実は有給を使って三連休を精製しまして、旅行先をアンケートで決めようとしたんです。

その結果、ダントツで引きこもりが1番でした。(ただこれは却下)
そしてダントツの不人気が飯田線コースでした。
まぁあまり知られてませんしこれといった観光スポットがあるわけでもないですからね。

今回はこの飯田線を盛り上げてやろうと思います。
ということで今回はこの不人気コース、飯田線旅行をしたいと思います。


東岡崎駅から20分ほど電車に揺られて豊橋駅へ。この豊橋駅飯田線始発駅となります。

ところで飯田線はどういう路線かと言いますと
長野県辰野駅を結ぶ路線です。秘境駅を多数有する路線としても名高く、天竜川沿いの景色を楽しめることでも知られています。

今回はこの路線に乗って長野へ、そして周辺のお城観光をしたいと思います。

まず最初に紹介するのはこの駅。
豊橋から1時間ほどの何の変哲も無い駅ですがこの駅、長篠の合戦場への最寄り駅となります。


これらは以前撮った写真ですが復元された馬防柵や、そこで討ち死にした武将の墓もあります。


この駅から数駅行ったところにある「長篠城」駅からは長篠城にも行くことができます。


この駅から浜松市に入ります。こんな山奥なのに政令指定都市なのかって思いますがこの辺り一帯は浜松市第一次産業を支えている地区となります。


この早瀬駅は、駅が道路より低い位置にあるちょっと珍しい駅です。


そしてこの中部天竜駅が飯田線の要所駅となります。
すぐ近くを流れる天竜川がめちゃくちゃ綺麗でした。しかも掛かってる橋も新しく塗装されるそうです。

車窓からは発電所も眺められます。

この駅からまた少し乗って行くと古びた駅舎が見えてきます。(11:19着)


秘境駅として知られる小和田駅です。
以前は集落があったようですが、ダムが出来たため水没し現在は車でも行けない駅となっています。
また、駅名が皇太子妃雅子様の旧姓と同じということで恋愛成就のご利益があると人気にもなりました。
そしてさらにこの駅は、長野、愛知、静岡三県の県境となっている大変貴重な存在です。

ここまで「あれ、みんな電車の中から撮ってる?」って思われる方もいるかと思います。

はい、この飯田線、停車時間も短く本数も少ないので外に出て撮る暇がないんです。外に出てうっかり乗り遅れたら3時間待ちが確定するのでビビって外に出れませんでした。ごめんなさい。


秘境駅はまだまだ続きます。この中井侍駅も秘境と言われていますが、一応車で行くことができます。そして長野県で最も南にある駅です。

次に紹介するのはこの駅。

この平岡駅には龍泉閣という温泉・宿泊施設が併設されています。
この飯田線は長く本数が少ないのに宿泊施設があまりありません。なのでこのような駅近の宿泊施設はなかなか貴重なのです。
というかこういう施設使えば余裕を持って駅巡りができるのですが…

そして今乗ってる電車の終着駅、天竜峡駅に到着。

天竜峡川下りで知られており観光のためのお店もあったりします。

天竜川下りやってみたい。

ここからさらに北上していきます。
松本へ行くためには岡谷駅で乗り換える必要があります。
この岡谷駅諏訪湖から近く、水門や湖を眺めることが出来ます。

そしてここからある小山が見えます

この小山、実は城跡なんです。花岡城です

城主がコロコロ変わった城らしく、あまり知られてませんが、最終的に武田の支配下に収まったそうです。

主郭となる平地や、土塁と思われるものがありました。周りが住宅地化していますが城の中心部は綺麗に残っているので今後色々解明されればなと思います。こういう城は色々想像が掻き立てられます。

岡谷駅から電車に30分ほど揺られればついに松本駅です。


駅に降りるなり確定申告の案内幕が出迎えてくれました。きちんと申告しましょう。

松本と言えばあれです。国宝松本城
ここまで来るのに9時間近くかかっておりすでに日が沈みかけています。日が沈むとどうなるか。

一つはお城には入れなくなります。そしてもう一つは…

そう!ライトアップされるのです!

天守閣がなかなか綺麗でしょ?

ということで飯田線旅行は以上となります。
この秘境路線はなかなか乗り潰すのも大変ですが秘境駅や、天竜峡など見所も数多く備えており、何より松本まで行くことが出来るオススメ路線です。
ぜひ乗ってみてください!