僕と痔瘻の〇〇日戦争①(手術前日から当日まで)
こんにちは
事の発端は今年の4月。急にお尻が痛くなり、熱が出るわ歩行困難になるわの大混乱。それでもなんとか会社にたどり着くもお尻の痛みで仕事も手につかない有様。
周りの人も見かねてそのまま近くの肛門科に駆け込みました。
そこで下された診断は「肛門周囲膿瘍」
肛門内部の肛門陰萵と呼ばれるところに大腸菌などの細菌が入り込み化膿して膿が溜まっている状態だそうです。
そしてこの膿が溜まりに溜まって肛門内で管を作り、外まで繋がることを痔瘻と呼ぶようです。
痔瘻
https://www.maruho.co.jp/sp/g-life/knowledge/kn_07.html より転載
ざっとこんな感じ
そのまま専門機関を紹介され次の日早速受診しました。
そうしたら「今日は膿を出すけど根治手術が必要だねー」と言われてしまいました。
?、手術?、えっ、入院?会社は??
まさかそんな重い事態だとは知らず、詳細を聞いたところ、発症から2ヶ月くらい経ってから手術をするとのこと。その間に色々引き継ぎ等を行って2週間の入院休暇を手に入れました。
個人的には長い夏休みをもらったようなものと思っています
ちなみに膿を出しても、切開箇所からは出血したり痛みが少し残るなど完全に回復したわけではありませんでした。
〜手術前日〜
さて、こうして迎えた入院日。
前日は病棟の案内、軽い診察等が行われました。
あと手術箇所の除毛が行われました。ひたすら毛を刈られました。
パソコン使ったり本持ち込んだり、特に普段の生活と変わることなく過ごすことができましたが、寝る直前にやってきたのが大量の下剤。
手術後、便が出やすいようにするためらしいですがこれがダイレクトに効き次の日までお腹がキュルキュルと鳴り止みませんでした。
こうして前日の夜は更けていきついに手術当日に…
〜手術日〜
この日は朝の6時に起床。すぐに朝食が運ばれました。
メニューは野菜ジュースとパン2つ、そしてコンソメスープ
今日はこれだけしか食べれないと聞き壮絶な空腹を覚悟しました。
朝食後、昨日飲んだ下剤が猛威を振るっていたので何度かトイレと病室を行ったり来たり。
手術は午後からだったのでそれまで浣腸されたり点滴を3本打ったり手術服に着替えたりして過ごしました。
そして迎えた手術。腰椎麻酔を打たれ、淡々と手術が行われました。電気メスを使うとのことで、少し焦げ臭い匂いもしつつ、手術室には音楽がかかっているのですが、それがジブリメドレーでだいぶ穏やかな気持ちで受けられました。
40分くらいで終わり、手術後すぐに病室に返され、点滴が行われました。術後2時間は寝返りも打てず絶対安静、術後4時間経ってから携帯電話が解禁されました。
ただベッドからの移動はできず、尿も管を使って排泄するという徹底ぶり。ひたすらツイッターとkindleを読み漁りました。
今入院している病院は21時00分消灯なので大人しく寝たは良いのですが、途中術後の痛みが襲ってくるなど起きたり寝たりを繰り返しました。
とりあえず手術はもう受けたくないですね
つづく