僕と痔瘻の○○日戦争⑤(ゴジラ編)
どうも
ついに退院が明後日に迫りました。明々後日から出勤です。(あ〜鬱だ〜)
まぁ何はともあれ無事に退院を迎えられるのは喜ばしいことなので、退院後も体調管理、お尻のケアはしっかり行おうと思います。
さて、昨日看護師さんとこんな会話がありました
看護師さん「いつもパソコンで何見てるの?」
僕「マスタb…じゃなくてゴジラ見てます」
看護師さん「ゴジラ、うちの旦那もたまに見てるけどあれって映画ごとに新しいゴジラがいるの?」
僕「いや全部が全部新しいわけではなくて一応ストーリー上繋がりがある作品もあってですね…(以下省略)」
結果ゴジラについて語ることとなりました。
おそらくゴジラを知ってる人は多いと思いますが、どんな話があるのかよくわからないという人が多いのかなと思います。
そこで今日は暇つぶしも兼ねてゴジラについて書こうと思います。
まず、ゴジラ作品ですが、映画化されたものでハリウッド作品、アニメ映画も含むと全部で33作が公開されています。
そのゴジラですが主に以下の構成があります
①昭和シリーズ
②平成VSシリーズ
③平成ミレニアムシリーズ
④2010年代作品
最初に公開されたのは1954年(昭和29年)
「ゴジラ」という名前で公開されました。
度重なる原水爆実験で太古の恐竜が巨大化したという設定で、最初に上陸した作中の架空の島「大戸島」の伝説怪獣「呉爾羅」から名前を取り、「ゴジラ」と名付けられました。
ちなみにこの大戸島ですが、ロケは三重県鳥羽市石鏡町で行われてます。
初めてゴジラが人間の前に姿を現した丘は現在も住宅地として残されています。
ちなみにこの初代ゴジラ、公開してからの観客動員数はなんと960万人、当時の日本人の10人に1人が見ていた計算になります。
この昭和ゴジラの最大の特徴は<当初人類の敵だったゴジラが徐々に人間の味方になっていくところだと思います。
主に宇宙人や宇宙怪獣からの侵略に対抗するため戦う娯楽要素の強い作品が昭和後期には多くなります。また、ゴジラの息子ミニラが出てくるのもこのシリーズになります。
続いて平成VSシリーズですが、このシリーズは1984年公開の「ゴジラ」から1995年の「ゴジラVSデストロイア」までストーリー的にはある程度の繋がりがあります。このシリーズに出てくるゴジラは基本的に同一個体で、ゴジラの子供もミニラとは別形態で出てきます。
このシリーズにおけるゴジラは基本的に人類の敵ですが、宇宙から来た怪獣だったり地球の脅威となりうる怪獣に対しては人類とともに戦う事もあります。
また、このシリーズはモスラやラドン、キングギドラなど人気がある怪獣が主に登場しています。
続いて平成ミレニアムシリーズですが、こちらはあまりストーリーに繋がりがなく、第1作のゴジラを除いて、それ以降ゴジラは現れていなかったという設定でそれぞれ物語が進んでいきます。(厳密に繋がりがあったのは「ゴジラVSメカゴジラ」と「ゴジラ モスラ メカゴジラ 東京SOS」くらい)
また、このシリーズではとっとこハム太郎との同時上映が行われて、ゴジハム君というマスコットキャラも現れました。
このシリーズでもモスラやキングギドラが出てきますが、これまでの設定を大きく変えているなど意欲的な試みが行われたシリーズでもあります。特にゴジラ自身がかなり刺々しいフォルムになっています。
このシリーズは2004年公開の「ゴジラ FINAL WARS」で事実上ゴジラ映画に終止符が打たれることで終了します。
最後に2010年代作品ですが、ハリウッド版ゴジラ、シン・ゴジラ、アニメゴジラという形で公開されています。
2014年にハリウッド制作の「GODZILLA」が成功を収め、日本でも新たなゴジラ作品の作成が進められました。結果、「シン・ゴジラ」が制作され人気を博したことは記憶に新しいところです。
ハリウッド版ゴジラもシン・ゴジラもそれまでのゴジラの設定を踏まえつつ独自の世界観を作り出したことで高く評価されています。
シン・ゴジラ公開後、今度はアニメ映画の作成が行われ、現在も公開されている3部作ゴジラがあります。まだ途中ですが、近未来を舞台に人類を滅亡の淵まで追い込んだゴジラとそれを駆逐しようとする人類との戦いを描きます。
と、ここまでが大体のゴジラシリーズの変遷です。
ゴジラ作品で私のオススメランキングは
1位、ゴジラ(1954)
2位、ゴジラVSデストロイア(1995)
3位、シン・ゴジラ(2016)
4位、ゴジラ モスラ キングギドラ 第怪獣総攻撃(2001)
5位、怪獣大戦争(1965)
です。
やはり初代ゴジラはシリーズの原点とも言える作品でストーリーや特撮シーンもかなり見応えがあります。戦争を色濃く残す時勢で作成されたこともあって破壊シーンや人々の会話にも生々しさがあります。
2位のゴジラVSデストロイアは、実は初代ゴジラの続編とも言うべき作品でもあります。「ゴジラ、死す」という衝撃的なキャッチコピーの元、初代ゴジラが残した遺産との戦いが行われます。
3位の、シン・ゴジラ。うん、これは良かった。面白かった。
4位のゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃
、とにかくゴジラが怖い。白眼を向いてるしめちゃくちゃ強いし平気で人間を殺しに行くスタイル。モスラやキングギドラを日本古来の怪獣と位置づけているところもポイントです。
5位の怪獣大戦争ですが、ついにゴジラが宇宙デビューします。ゴジラ、ラドン、キングギドラと人気怪獣が揃って出てくるし、ゴジラがおそ松くんやるしでかなり娯楽色が強いですが今なお人気がある作品です。
以上、つらつらとゴジラを語らせていただきました。
日本が誇る特撮作品として、また原水爆や戦争への警鐘を鳴らす社会派作品としてなど様々な側面を持つゴジラ作品ですが、どの作品を見てもそれぞれ見所があり楽しめるものばかりです。
ゴジラ人気が盛り上がり出した今だからこそご覧いただければと思います。