明治村と犬山城!!
こんにちは
関東の梅雨が明けたと思いきや今度は西日本で豪雨災害が起きてるというなんとも不安な今日この頃です
愛知も雨の日が続き洗濯物が乾かない災害が起きてます。着るものがなくなっちゃう…
ところで皆さんは明治村ってご存知ですか?
明治村は愛知県犬山市にある屋外博物館になります。
何を展示してるかというと建造物、それも明治時代の建物を展示しています!
園内にある建物の殆どが何らかの文化財に登録されており、あたかも自分が明治時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。
さらにこの明治村、日本で2番目に広い面積を持つテーマパークなんです!あのネズミの国、もとい東京ディズニーランドよりも広いのです
今回はその明治村を紹介したいと思います。
名鉄犬山駅からバスに乗って2、30分くらい揺られていると明治村に着きます。大人1700円、犬山城セット券だと1900円です。
園内が全部で5丁目まで区分けされていてそれぞれにいろんな建物が配置されてます。
明治時代からこの村の時はずっと明治を生きています。明治150年。
こちらは大井牛肉店といい、明治になってから広まった「牛鍋」を食べることができます。また、
当時の小学校や
西郷隆盛の弟、西郷従道の邸宅など、偉人ゆかりの建造物が移築され残されています。
従道の部屋もきちんと復元されています。
こちらは明治から昭和にかけての政治家、西園寺公望の別荘です。多くの政治的会談がこの屋敷で行われました。
とまあこのような形で本当に多くの文化財を目にすることが出来ますが、明治村といえばこの建物が外せません。
帝国ホテルの中央玄関です!!
アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトによって設計されたもので、大谷石とテラコッタによって装飾されています。
玄関に入ると吹き抜けになっており、喫茶店や劇場の入り口などがあります。
しかし個人的に1番目を引いたのはこちら
何だかわかりますか?これ、日露戦争の講話条約締結時(ポーツマス条約)に使われたテーブルなんです!!
教科書でも見かけることのあるこの講話会議の舞台が今目の前に現れた感動たるや、まさに筆舌の尽くせるところではありません。まじ感動。
明治村に訪れたら絶対にこの帝国ホテルは見ていただきたいです。正直1日では園内全てを見ることが大変なくらい、魅力に溢れた博物館なので是非足をお運びください!
さて、この犬山にはもう一つ行きたいところがあります。
それがこちら
国宝犬山城です。
日本には国宝の城が全部で5つ(松江城、松本城、彦根城、姫路城)あり、そのうちの一つが犬山にあるのです。
この犬山城は織田の城から最終的に徳川の城となり、尾張徳川家の付家老、成瀬家の城となります。
犬山駅から歩いて行くと城下町を模した街並みが現れます。
いい感じの風情がある通りです。かき氷や金箔ソフト、飛騨牛握りなどご当地グルメも楽しめます。
城下町を抜けると猿田彦神社があり、さらに階段を上ると城門へ行くことができます。
野面の石垣も見応えがあります。
天守閣自体は小振りで、内部もそれほど広いわけではありません。各層で武器保管庫だったり対面の間があったりとそれぞれ特徴的な作りになってます。
ちなみに天守閣最上階の眺め
木曽川やばい。
最上階には犬山城主の肖像画や、城主一族の写真等が飾られてます。
かなりフランクな自画像。こんな風な自画像が欲しい…
犬山城は城だけでなく、城下町と合わせて楽しめるお城です。一つの街にこれだけ楽しめるものがあるのは羨ましい限りです。
前述の明治村と合わせて是非行ってみてください!