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京都!(一面クソ緑編)

京都に行きました。

多分13回目くらいの京都です。

京都行くとなぜか心が落ち着くんですよ。鴨川見てるだけで心が和む。もう仕事でささくれ立った心を癒したい、そんな思いで京都に行きました。

ところで、そろそろ京都中心部の主要仏閣は見た気がするのでそろそろ郊外に目を向けていかなければと思っていました。そこで今回は大原
に行ってきました。



金曜、仕事終わりでそのまま京都へ。お宿は毎度おなじみ東横イン四条烏丸店。

駅に着いたらお祭り騒ぎになっていました。そいえば祇園祭の季節ですね。

ちなみに祇園祭は別れた彼女との初デート記憶しかないので胸が苦しくなります。はい。

ところで夕飯を食べなきゃいけないのですが、最近焼き鳥に飢えていたので、ついに来てしまいました。

はい、鳥貴族です。ぼっち鳥貴族です。キャベツおかわり自由は貧弱に優しい。焼き鳥欲求も満たされました。

そんなこんなで1日がおわりました。

2日目


見てくださいこの晴れ渡る快晴、清らかに流れる鴨川。まさに癒しの景色。

大原に行く前に瑠璃光院に行きたいなと思っていたので四条から出町柳駅を目指します。バスで行っても良いのですがちょっと行きたいところがあったので徒歩で行きます。

寺町通りをずんずん北上して行ったところに、僕の行きたかったところがあります。

それがこちら。

そう、本能寺です。

といっても当時と同じ場所ではなく、本能寺の変で焼けてからここに移転されました。

本能寺の変といえば皆さんご存知、1582年に織田信長が、重臣明智光秀に襲撃され自害した変事です。

たった一夜で日本の歴史がひっくり返るという大事件の舞台になったお寺。収蔵している文化財も多岐に渡ります。
宝物館も見学できます。


本堂を参拝し、裏手に回ると、信長の廟があります。

すぐ横には討ち死にした家臣たちの供養塔も

本能寺自体はもともと別の場所にあったのでいづれそこにも行ってみたいです。

さて、寺町通りを抜けて河原町方面に歩いて行くと、ホテルオークラがあります。

仰ぎみてもなお写真に収まらない。ここにはかつてこれがありました。

長州藩邸です。
幕末の政局を語る上で外せない長州藩。その京都における中枢がここにありました。

幕末の史跡については、木屋町の方へ進んで行くと
佐久間象山大村益次郎の遭難跡があります。
佐久間象山は幕末の思想家、大村益次郎は医師でありながら軍事の天才と言われたお方です。彼はさらに靖国神社の創建にも携わっています。

この木屋町を北に行くと、今度は近代の歴史を伝える、
島津製作所の博物館があります。
近代から科学の発展に寄与した一企業の歴史を知ることができます。

と、こんな感じで寄り道しながら出町柳駅へ。

ちなみに出町柳駅にはこのお方が出迎えてくれました。

「NEW GAME」主人公の涼風青葉ちゃん。
駅員コスプレですが、イーグルジャンプを辞めて転職したのでしょうか。

この出町柳駅から八瀬比叡山口をめざします。

八瀬比叡山口に着くといきなり川がお出迎え。なんとも涼しい光景です。

ここから瑠璃光院まで少し歩けば着きます。

出てきました。瑠璃光院の案内板。さぁインスタ映えする写真を撮りまくるぞ!!

……

ここまで言っておいてなんですが、結論を言うと境内には入れませんでした。

そう、瑠璃光院は普段は見学できない(特別回覧の時のみ見学可)の史跡なのです。。

全くそのことを調べずに呑気に「瑠璃光院でインスタ映えする写真とっていいねたくさん稼ぐぞ!!」なんて欲にまみれた考えをしてるからこんな報いを受けるのです。ほんとどっかのお寺で煩悩を取り払って貰う必要がありますね

ちなみに次の特別拝観時期は10月頃らしいです

紅葉の時期はこんな感じになるそうな
瑠璃光院ホームページより

涙を飲んで出町柳へ戻ります。

ちなみに、出町柳への帰路にある「一乗寺」という地域は、ラーメン激戦区として知られ、ラーメン次郎京都店初めその他多数のラーメン屋さんが出店しています。あの天下一品もこの一乗寺発祥なのだとか。ここで無念の食事。

恵那くというつけ麺屋さんでつけ麺を食べました。
魚介風味、麺はモチモチの自家製麺で美味しかったです。
サイドメニューの魚粉入り卵かけごはんも良い味ぶちかましてました。

で、腹ごしらえをして出町柳へ再度振り出しへ。

今度こそ大原へ向かいます。出町柳から大体30分くらいです。

さて、大原には何があるかというと、有名な三千院があります。そしてもう一つ、平清盛の息女、建礼門院徳子が平家滅亡後一門の菩提を弔った寂光院があります。

大原、京都の里山というだけあってほんと「ザ・自然」という趣です。


まずは寂光院へ。バス停から約1キロ、テクテク歩いていきます。夏場はなかなか体力を消耗しますが、途中足湯や温泉があるので辛くなったら休むことができます。

そして到着、寂光院到着

なんともきつい階段の上にお堂があります。

平家が極めた栄華を思うとあまりにもひっそりとしたお堂です。ここで建礼門院は一門の菩提を生涯弔ったと言います。

お隣には建礼門院の陵があります。

寂光院諸行無常をひしひしと感じさせてくれるスポットでした。

さて、次の目的地、三千院ですがなんと寂光院の真反対にあります。もう一度バス停に戻ってさらに700メートルくらい歩くことになります。つらい。


大原参道を歩いて行くとしそ畑があります。
大原、しそが有名らしいですね
しそアイスを売ってるお店もありました。

しそ畑、露店を横目に進んで行くと三千院があります。
かつては仏教修行者の隠棲の地として知られ、青蓮院、妙法院とともに、天台宗の三門跡寺院の1つに数えられています。


境内へGO!

お堂の中は撮影禁止ですがお庭は撮影可能です。緑が眩しい。

すごい侘び寂びを感じる庭園です。苔むしたお庭、よろし。


実はここからさらに上に登ると別の寺院があるのですが時間の制約と体力の都合上、上には行けませんでした。

またの機会に取っておこうと思います。

大原、京都とは思えぬほど自然に満ち満ちた場所でしたが、かなり楽しむことができました。

里山という場所に興味がある方は是非訪れてみてください。

あと、次こそは絶対瑠璃光院行くぞ