四谷見附周辺
どうも
四谷の方に用事があってついでに周辺の史跡巡りしました。
1.紀尾井坂
四ツ谷駅から上智大学のソフィア通りを進んで行った先に紀尾井坂という坂があります。
途中に尾張徳川家の屋敷跡や
東電のガス燈があったりして地味に史跡が豊富だったりします。
ちなみに紀尾井坂というのは、紀伊徳川家、尾張徳川家、彦根井伊家の屋敷跡があったことからそれらの文字をとって、紀尾井坂と名付けられています。
こちらが紀尾井坂です。
この坂で明治の初めにある人物が暗殺されました。
この方です。
大久保利通です。
大久保利通といえば西郷隆盛、木戸孝允と並んで維新三傑と呼ばれ、明治新政府の設立に尽力したことで知られています。
しかしその過程で旧士族の反感を買い、盟友西郷隆盛を西南戦争に討った後に石川県士族の島田一郎らに紀尾井坂麓の清水谷で襲撃されました。
現在大久保利通が暗殺された場所には清水谷公園があり、哀悼石碑が建立されています。かなり立派なものです。
この紀尾井坂を登ってホテルニューオータニを右手に見て歩くと喰違見附があります。
見附というのは、いわゆる外郭門のことで、江戸城の外郭門として機能してました。東京駅にある江戸城ですが当時はこの辺りも城の一部だったのです。
ここでは公家出身で江戸幕府倒幕に貢献した岩倉具視が襲撃された場所でもあります。
堀もかなり深いことがわかります。
さらに四ツ谷駅のすぐ近くには四谷見附があります。
今では石垣の一部が残っているのみですが往時を様子を見ることができます。
迎賓館や上智大学があり近代的なイメージのある四ツ谷ですが意外にも史跡が多いことがわかりました。
いつか見附全制覇したいです。
尾張…じゃない、終わり