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妙心寺

どうも

京都行きました。もう何回目か忘れました。

友人の結婚式に出席するというなんとも栄誉かつめでたい目的で来たのですが時間まで少し時間があるので京都観光と洒落込みました。


何度見たかわからないこの京都タワー

多分そろそろ市バスの系統も覚えられるんではなかろうか

26系統バスに揺られること40分弱、こちらのお寺に来ました

こちら、妙心寺です。
山号は正法山、本尊は釈迦如来、開基(いわゆる創立者)は花園天皇です。

普通のお寺みたいに本堂があるだけでなく多くの塔頭、院が建ち並ぶ一大寺院群を形成しています。





各院、春日局や堀尾氏(国宝松江城の築城一家)と言った錚々たる方々と縁があるものになります(ちなみにこれらの院はそれぞれ拝観料がかかります。薄給貧乏リーマンなのでそこはケチって外から見える看板だけ撮ってました)


さて、そんなドケチリーマンの僕が唯一拝観料を払って見たものはこちら


退蔵院です。

この寺には、室町時代の絵師、狩野元信が作った石庭、

そして日本史の教科書か資料集に必ず載ってるかと思われるこの絵

そうです、国宝瓢鮎図です!

瓢箪で鯰を捕まえるという禅の公案(いわゆる試験)を絵にしたものです。最古の水墨画とも言われています。とにかく鯰が可愛い。



妙心寺山門と仏堂、かなり大きい

妙心寺にはほかに、明智光秀の菩提を弔うために作られた明智風呂や幕末の思想家、佐久間象山の墓(非公開)があります。

また、もう一つ戦国武将がらみで縁がある寺がこちら

玉鳳院です。

残念ながらこちらの寺は全面非公開なのですが、花園天皇妙心寺に隣接して創建した建物です。花園天皇の木像が祀られているとともに豊臣秀吉の子・棄丸のお霊屋があります。

そしてさらに、織田信長織田信忠父子、甲斐源氏武田信玄、勝頼、勝頼息子の信勝、勝頼の従兄弟、信豊の供養塔があります。

織田信長が武田攻めを行い、武田勝頼はじめとして主だった一族の首が京都に送られて晒されました。
当時の妙心寺住持の南化玄興が武田家と関係が深く、彼らの首をもらい受けて葬ったそうです。

ちなみに信長父子の供養塔は元々別の場所にあったそうですが江戸時代に移設されたそうです

宿敵の両家の供養塔が同じ場所に並んで置かれているそうですが、なかなか感慨深いものがあります。

戦国武将とゆかりがある妙心寺、今度はまた別の寺に行こうと思います。

ちなみに京都では今いろんな寺院で非公開文化財が期間限定で公開されています。こっちも随時チェックして行きたいです。


さて、最後に今回京都に行った大目的の結婚式参加。

いや〜いいっすね!!

結婚式童貞だったので出席するだけなのにすごい緊張しながら行ったのですがすんごい幸せそうでこっちも結婚したくなりました。
末永くお幸せに!と何度心で連呼したかわかりませんがこれまでで一番幸せな気持ちになった京都旅行でした

終わり