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僕と痔瘻の○○日戦争③(森見登美彦編)

どうも

手術も終わりひたすら安静期になりました。
ただ安静にしてると言っても病院内は自由に歩き回れるし寝返りも普通にできるしで完全にグータラヒモ生活になりました。多分もう社会復帰できない(お気持ち的に)

日中することといえば本読むか持ち込んだパソコンで動画見るかといった感じです。

ということで今回は持ち込んだ本とか好きな作家について書こうかと思います。

好きな作家さんですが、実は私、森見登美彦作品が大好きなんです。もはや働く前の精神安定剤の役割を果たすくらいには好きです。

森見登美彦といえば多分この作品を思い浮かぶ人が多いかもしれません。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

本屋大賞第2位とったり、アニメ映画化されたりしたので名前は聞いたことあるって人も多いかと思います。
詳しい内容は是非とも本書を読んで頂きたいのですが、とにかく登場人物にクセがあるのと文章のリズムがとても心地よいです。

京都の一夜を縦横無尽に歩き回る黒髪の乙女の奔放さやそれを追う「私」が経験する不思議な世界観も読み応えがあります。
ちなみにこれと関連した作品として四畳半神話大系があります。

四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)

大学生活が舞台なのでかなり読みやすいです。



今回病院に持ち込んだのはこの本です。

([も]3-1) 恋文の技術 (ポプラ文庫)

([も]3-1) 恋文の技術 (ポプラ文庫)

この本は最初から最後に至るまで主人公「守田一郎」から友人や家族への手紙、それに対する返信という形で進んでいきます。いわゆる「文通」です。恋心を抱く女性へ手紙を書こうと奮闘するのですがなかなか良い文章が書けず悪戦苦闘します。
主人公が腐れ学生という設定であり、その友達もかなり個性的な人の集まりです。そのやりとりや掛け合いも漫才のようにキレのあるものでとても面白いです。

小説以外にも森見さんはエッセイ集も出しています。これも今回持ち込みました。

太陽と乙女

太陽と乙女

学生時代や新人作家時代の話、各作品がどのような環境で生み出されたのかが書かれておりファン必見の本です。

今上げた作品以外にも、京都に住む狸を主人公にした有頂天家族」シリーズ

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

今度アニメ映画化されるペンギン・ハイウェイ

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

などオススメ作品がめちゃくちゃあります。特にペンギンハイウェイはかなりファンタジー色が強いですが、ラストは泣けます。本当に。

これ以外にも森見さんは面白い作品をたくさん書いています。
是非手にとって読んでみてください!


※ついに食事にうどんが出ました。しかもカレーうどん